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杏のひとくち物語

杏

春の訪れを陽気に告げ知らせる花は美しく、たわわに実った果実は可愛らしくも美味しい・・・そんな杏の原産地は中国。西洋にはインド、ペルシア、アルメニアを経て、紀元一世紀にローマへ伝わりました。しかし西洋では、19世紀までの杏の原産地は、アルメニカだと思われていたので、学名を armenica (from-Armenia) といいます。

日本への渡来はかなり古く定かではありませんが、平安時代の文献に「からもも」として記載されています。「杏」は漢名で、後にそのままの音で定着したようです。

当時は、果実というより薬に重きをおいて栽培されていたと思われます。今でも杏の種子を乾燥させたものは、「杏仁」として漢方薬の中で珍重されています。

また、絞った油は化粧品の原料にも使われ、美容と健康に大活躍というわけです。

パキスタンの長寿村として知られるフンザでは、収穫期に杏を1日に20個も30個も主食のように食べているそうです。杏がフンザ村の長寿に一役買っているのかもしれません。